過労死防止基本法の制定を求める意見書を採択した地方議会
市町村や都道府県などの地方議会は、地方自治法に基づき、公益に関する事項について意見書を採択して国会、または関係行政庁に提出することができます(地方自治法第99条)。そのことが直ちに法律の制定に結びつくわけではありませんが、地方自治体の議会で「過労死防止基本法の制定を求める意見書」が採択されれば、当該選挙区から選出された国会議員は、その実現への期待を受けることになります。そして、多くの自治体で意見書が採択されることは、世論の広がりが目に見える形にもなり、過労死防止基本法の成立を後押しする大きな力に…