過労死防止シンポ 職場環境改善を訴え 弁護士ら参加 松山 /愛媛 毎日新聞2016/11/8
11月の「過労死等防止啓発月間」に合わせたシンポジウム(厚生労働省主催)が、松山市であった。約50人が参加し、過労で病気を発症した男性の家族や弁護士らが、過労死を防ぐためには職場環境の改善が重要であることなどを訴えた。 愛媛労働局などによると、2015年度に県内で自殺した289人のうち、過労が原因だったと労災認定されたのは1人のみ。しかし自殺者の約4分の1は労働者とされ実態は不明。松山東雲短大の桐木陽子教授(現代ビジネス学)は「職場でメンタルヘルス対策環境を整えることは急務だ」と語った。 パネル…