過労死の認定基準改善を 家族の会、厚労省に要請書 西日本新聞2016/11/9
「全国過労死を考える家族の会」と「過労死弁護団全国連絡会議」は9日、過労死や過労自殺に関する労災認定基準の改善や、過労で亡くなり労災申請をしたのにまだ認定されていないケースの早期労災認定を求める要請書を厚生労働省に提出した。 東京・霞が関の厚労省を訪れた家族の会の寺西笑子代表は「認定基準が合わず、救済されるべき人が、なかなか救済されない現状がある。申し入れを受け止め、認定基準の改善に結びつけてほしい」と訴え、担当者に書面を手渡した。1989年以来、毎年同様の要請をしている。