過労死等防止対策推進全国センター

トピックス

過重労働と過労死を助長する「働き方改革」関連法案に反対します

過重労働と過労死を助長する「働き方改革」関連法案に反対します 2018年4月11日 過労死防止全国センター 代表幹事 川人 博、寺西笑子、森岡孝二 1  安倍政権は、4月6日、「働き方改革」関連法案を閣議決定し、国会に提出しました。政府・与党はこれを今国会の最重要課題と位置づけ、早期の成立を目指すと言われています。法案は、労働基準法など八つの労働法規の改定を一つに束ねた形になっていますが、その柱となっているのは労働時間制度改革です。私たちはこれに対して、過労死(過労自殺を含む。)の防止に取り組む…

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裁量労働制拡大法案の再上程に反対する声明

前提となる調査データが撤回された裁量労働制拡大法案の再上程に反対します 2018年2月23日 過労死防止全国センター 代表幹事 川人 博、寺西 笑子、森岡 孝二  当センターは、2014年6月に過労死等防止対策推進法(過労死防止法)が成立したことを受けて、全国過労死を考える家族の会や過労死弁護団全国連絡会議と連携し、過労死(過労自殺を含む)の防止に取り組んでいる民間団体です。2015年3月には、過労死と過重労働を助長するという懸念から、①「高度プロフェッショナル制度の創設」と②「企画業務型裁量労…

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過労死等防止対策推進法施行3年後の見直し及び大綱の改定に当たっての意見

過労死等防止対策推進法が平成26年11月1日に施行されてから満3年が経過しました。 法附則第2項では「この法律の規定については、この法律の施行後三年を目途として、この法律の施行状況等を勘案し、検討が加えられ、必要があると認められるときは、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとする。」とされています。 また、過労死等の防止のための対策に関する大綱が平成27年7月24日に閣議決定されてから2年半が経過しました。 大綱第6第3項では「社会経済情勢の変化、過労死等をめぐる諸情勢の変化、この大綱に…

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